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安心して使える成分と言えばこれ!水添レシチン

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水添レシチンという成分を知っていますか?あまり聞きなれない言葉なので知らないということがほとんどだとは思います。ここではそんな水添レシチンについてご説明していきます。

水添レシチンとは

まず、“レシチン”についてご説明をしていきます。これは、大豆、卵黄などを原料として作られた成分で、私たちの健康維持に必要なとっても大切なものなのです。

そんなレシチンは大豆から抽出した際に、そこにさらに水素を添加していくと、それが冒頭でも言った“水添レシチン”となるのです。つまり、大豆や卵黄を抽出し、水素を添加した成分のことなのです。

さまざまな所で使われる水添レシチン!

この水添レシチンは、食品などにも活用がされているのですが、その他にも私たちが普段使っているような化粧品にも配合されていることがよくあります。

例えば化粧品の中に含まれている〝乳化剤“ですが、その乳化剤に、この水添レシチン使われていることがあるのです。

もともとレシチンは、化粧品などに使えないほど、乳化力がよくなく、むしろ酸化しやすい性質を持っているのですが、水素を添加し、水素レシチンになることで酸化がしにくくなり、安定性と共に乳化力を強めた成分なので化粧品などにも水添レシチンが多く使われるようになりました。

水添レシチンの特徴について

水添レシチンが化粧品によく使われているもう一つに理由としてはその浸透性にあります。

水添レシチンは、細胞間脂質の間にまで入っていくことが可能なのでほかの成分よりも高い浸透性を誇っており、さらに水分保持力・保湿力が非常に高いので、乳化剤以外では保湿剤などにもよく使われていることがあります。

しかし水添レシチンは〝合成界面活性剤“として扱われています。

界面活性剤と聞くと肌に悪いイメージがありあまり使いたくないと思う方も多いとは思いますが、水添レシチンの場合は毒性の影響がほぼゼロに等しいので、無添加として販売されている化粧品の多くに水添レシチンが使われているのです。

先ほども説明をしたように水添レシチンは乳化剤としてさまざまな製品に使われていますが、乳液や化粧水以外でも、クリーム、またはファンデーションなどの化粧品、さらにはシャンプー・コンディショナーなどのヘアケア用の商品、さらには医薬品・医薬部外品にまで使われているとっても安心で便利な成分でもあります。

もちろん天然由来成分でもあるので、アレルギー、または敏感肌の方以外であれば安心して取り入れていただくことができる成分でもあります。

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