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ビタミンC誘導体成分

テトラヘキシルデカン酸アスコルビルってなに?うまく使ってキレイになろう!

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説明

テトラヘキシルデカン酸アスコルビルという言葉をご存知でしょうか?なかなかこんなに長い名前だとすぐには覚えられないし、名前からどういった成分なのかも予測できませんよね。

ここではそんなテトラヘキシルデカン酸アスコルビルについて詳しく説明をしていきます!

そもそもテトラヘキシルデカン酸アスコルビルってなに?

このテトラヘキシルデカン酸アスコルビルは別名VICPと呼ばれているビタミンC誘導体の一種類です。

基本的は水溶性であるビタミンC誘導体に対して、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは油溶性にし、さらに吸収をよくした成分のことを言います。

もともとビタミンC誘導体には美肌効果や老化防止に効果があるとされ、長い間親しまれていましたが、これにも水溶性油溶性の2種類があります。

水溶性の特徴としては水に溶けやすく、浸透率は高いのですが、肌に吸収される率が高くないとされています。

一方で油溶性の方は浸透率がゆっくりとしていますが、その分吸収率がとてもかたいのが特徴でもあります。

油溶性ビタミンC誘導体の効果について

先ほども油溶性ビタミンC誘導体の特徴について説明をしてきましたが、今度はその効果について詳しく説明をしてきます。

この油溶性ビタミンC誘導体は肌に含まれている油分と似た成分をまとっているので、より肌に吸収がされるのです。また、水溶性と違って刺激も少ないので、敏感肌の方でも安心して使っていただく事ができます。

また、ビタミンC誘導体を油溶性にすることによって一般的なビタミンCと比べ、吸収率が30倍以上となり、さらにその持続の時間も40時間以上とされています。

基礎化粧品として使えばニキビの改善、美白効果、さらにはコラーゲンの生成を助けてくれる働きがあるので、摂取しても嬉しい効果ばかりです。

油溶性ビタミンC誘導体の注意点!

刺激も少なく安全性が高いこの油溶性ビタミンC誘導体ではありますが、これにも使用上の注意点があります。それは使用感がべたべたしているということです!

これは乾燥肌の方はいいとしても脂性の方にはとっても気になる問題ですよね。もちろんべたつくことから肌のトラブルに繋がるということはありませんが、それでも一日中肌がべたべたするのは嫌ですよね?

しかしこの問題は化粧品を選ぶ際に解消することができます。それは油溶性ビタミンC誘導体の分子が小さいものを選ぶということです。

油溶性ビタミンC誘導体は分子が小さくなることによってべたべた感がなくなり、さらには浸透率も上がるので一石二鳥というわけですね。ぜひ油溶性ビタミンC誘導体の化粧品を購入する際はそういった点も注意していただければと思います。

今では技術の神秘によって新しい成分が次々と出されています。また、今まであった成分もより効果を上げようとしてどんどん良くなってきています。

今まで使えなかった成分が使えたり、効果が上がったりすると嬉しいですよね。ぜひそういった成分について良く知り、上手く使うようにしていきましょう。

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