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スキンケア

これで化粧崩れも怖くない♪汗をコントロールできる方法とは!?

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浴衣の女性

汗は体温を調節するために出てくるものです。しかし、その汗が顔に出てくると化粧崩れの要因となってしまうので、女性としてはあまり汗をかきたくないですよね。

今回はどうして汗をかくのを説明していきますので、化粧崩れを防ぎましょう。

汗をかきやすい人ってどんな人?

1.普段から体を使っている人

汗腺が運動や体を使うことによって鍛えられていますので、体温が上がっただけでも汗が出てくるようになっています。なので普段の生活でちょっとだけ体を動かしただけでも汗が出てくるようになっているのです。

2.肥満傾向の人

身体の全てが脂肪で覆われているため体に溜まった熱が体外へ放出されにくくなっており、体温を調節するために汗がかきやすくなっています。しかし、身体全体に汗はかいても顔だけ汗が出てくるなんてことは無いので化粧崩れの心配はありません。

多汗症の人の汗はどうなんだろう?

単なる汗をかきやすい人ではなく、「多汗症」と呼ばれる症状の人は顔にも汗をかきやすくなっています。多汗症というのは、汗で体温を調節する必要が無くても、関係なく常に汗をかいてしまう人のことを言います。

多汗症はなぜなるの?

運動もしていないのにいつも汗をかいてしまう人は「多汗症」である可能性が非常に高いと考えられます。また、主な原因として挙げられるのは以下の場合です。

・病気での多汗症・・・甲状腺機能亢進症やホルモンバランスの乱れなどがあります。

・ストレスでの多汗症・・・不安を感じたときや人前に出て喋ったりしたときの緊張など。

また飲酒や食べ物にも要因があるとされています。特にを好んで食べる人や、脂分の多いものを好んでいる人などがそうです。香辛料などで汗腺を刺激することで一度汗をかいたことによって、「多汗症」になることもあります。

毛深い人も汗腺を刺激することがあるので、多汗症になる場合があります。

顔になぜ汗をかいてしまうのか?

しかし多汗症ではないのに、顔に汗をかいてしまうという人もいます。ではなぜ顔に汗をかいてしまうのか、考えてみましょう。

顔に汗をかいてしまうのは日常生活で運動などをあまりせずに汗をかくことも少なくなってしまうと、熱を発生させることがほとんど無くなってしまい、汗腺の働きが鈍くなってしまいます。

汗腺の働きが鈍くなってしまうと休眠状態に入ってしまう汗腺が増加していき、中でも下半身、または腕、さらには手足で汗をかかなくなってしまいます。

手足の汗腺の働きが鈍くなってしまうと、逆に今度は顔の一部分で体温調節をしようと汗腺が活発となり、そのため顔に汗をかいてしまうことになってしまうのです。

メイク崩れはどろどろ汗が原因!?

本来の汗は水に近い成分なので、皮脂や化粧品の油脂で守られた肌ならサラサラと下へ流れていきます。このサラサラ汗は化粧崩れを起こす原因にはなりにくいのでファンデーションの上から軽くティッシュなどで押さえれば大丈夫です。

しかし多汗症などで出てくる汗の場合は、化粧崩れを起こしやすい成分があり、ドロドロとベタベタの汗が出てきます。こんな汗が出てきてしまったら化粧直しすらできなくなってしまいます。

顔の汗対策!

首を冷やして体温調節を正常にする!

まず、お化粧前に保冷剤等や氷などを使って、首を冷却していきます。この部分を冷却していくと、体感温度自体が下がるので、汗が顔から出にくくなります。

また、出先でメイク直しをする場合では、保冷材の代わりにハンカチに少し水を濡らして絞っても水が出てこない程度にして、メイク直しをしている最中に首の後ろを冷やします。

これをこまめに繰り返していくと乱れていた体温調節が正常に戻っていき、顔から汗がでにくくなります。

多汗症に効果のある食べ物を摂る!

食べ物で汗をサラサラにするという手段もあります。女性ホルモンには食べ物と合わせて発汗を抑制する機能があります。その食べ物の中でも「大豆イソフラボン」が特に効果があると言われています。

半側発汗をする方法!

半側発汗とは、圧迫によってある特定の部分の汗の量を少なくさせて、逆側の汗を発汗させるという方法です。

例えば浴衣などでは胸元を帯で圧迫させているので、半側発汗がされているということになります。

‐乳首~乳輪部分を紐のようなもので強めに圧迫させます。

‐しっかりと胸部が圧迫していれば、顔に汗をかかなくなります。

‐しかし下半身には上半身にはいかない汗の分までかいてしまうことになります。

ただし この方法は汗が顔にはいかない分ほかのところへ行ってしまうため、汗対策の根本的な解決にはなりません。しかしいざという時には使える方法でもあります。

いかがでしたか?夏はどうしても汗をたくさんかいてしまう時期になってしまいます。なるべくならサラサラとした汗をかきたいものですね。この汗のメカニズムを知っていただいて活用していただければと思います。

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