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スタートダッシュが肝心!一日の能率を作用するもう一つの「朝活」

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最近「朝活」という言葉が流行していますは、一般的に朝活とは「起床時から仕事に取り掛かる間の朝の期間の活動」を指します。

これには一時的に「通勤や仕事前の時間を有意義に使い、何かのスキルや能力を身につける。」という使われ方をされていて、商業的な意味合いが先行されて伝えられるようになっていました。

しかし、健康の面を考えると「個人の生活の中で可能な範囲の朝活」を行うことでも、一日の仕事や勉強の能率が上がる点、体質が変化で健康面での好影響が出る点も見逃せません。

ここでは個人でできる効果的なもうひとつの「朝活」をいくつかご紹介していきます♪

きちんと朝食の摂取で思考力のアップ

現代人の体は、朝、昼、晩の3食を食べることで体内の機能が維持されるようになっています。このうちの朝食は、前日の夕食から睡眠を含めておよそ10時間以上、まとまった食事をとっていない状態の体が食事を摂取することになります。

つまり、朝食として食べたものがその日一日の体の最初のエネルギー源、特に睡眠で休んでいた脳を動かすエネルギー源となります。

そのため、朝食を抜くことは「次の食事まで体にも脳にもエネルギーを与えない」ことになり、特に脳にエネルギーが行き渡らないことは「思考能力の低下」を起こすことになり、次の食事を摂取する迄の仕事や勉強にも影響を及ぼすことになります。

ですから、朝食は「一日をスタートさせるためのエネルギー源」と考えて、きちんと摂取することが大切です。

また朝食を摂取することで、それまで脳の睡眠の状態に支配されていた内臓に一日が始まったことを教える意味もあり、その点でも朝食は大切な要素です。

できれば朝食も多種の主菜・副菜でのバランスの良いメニューを摂取することが必要ですが、最低限として「炭水化物、脂肪、タンパク質」の三大栄養素は摂取するようにしましょう。

朝のシャワーで交感神経を刺激

人間の体には、自律神経という「自身の意思でのコントロールが不可能な神経」がありますが、その自律神経は「交感神経と副交感神経」とに分かれます。

交感神経」は休んでいた体をアクティブに活動させる場合に働き、「副交感神経」は活動していた体をクールダウンで休息させる場合に働きます。

朝の場合、睡眠という副交感神経が働いていた状態から、仕事や勉強という交感神経が働く状態に切り替わる状態にあります。これを促進するのが「朝の目覚めの後に浴びるシャワー」なのです!

シャワーを浴びることでお湯の刺激が交感神経を活発にさせて、より簡単に体がアクティブに活動するようになります。

朝のシャワーは「睡眠時間にかいた汗を流す」という効果もありますので、特に朝の目覚めが悪い、朝の寝起きに時間が掛かるという方は、交感神経の働き出しを良くするために起床後にシャワーを浴びることをお勧めします♪

太陽光で体内時計のリセット

昔から朝に散歩やランニングを行う人などが相当数いましたが、早朝に公園などで行われているラジオ体操もそのひとつですね。

このような朝の屋外での運動には2つの効果があります。ひとつはシャワーと同様に交感神経を目覚めさせることですが、もうひとつは「太陽光を浴びることで人間の体の中の体内時計をリセットさせる」ことです。

人間の体内時計は、研究により「約25時間周期」とされています。したがって全く太陽を浴びない生活をしていると、1日が24時間のカレンダー上では約1時間ずつ生活のリズムが遅れてしまうことになります。

しかし、朝に太陽光を浴びることで体内時計が朝を認識してリセットされ、体内の24時間周期が守られることになります。

このように朝の決まった時間に太陽光を浴びることも、体に一日の始まりを認識させ、脳や体を目覚めさせる意味でも大切な朝活と言えます。

運動を抜きとしても、寝起きにカーテンを開けて太陽光を浴びることなら簡単にできるので、朝活としてお勧めですよ♪

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